「キャンプを始めようかな」と思っている方に、ぜひ読んでいただきたいです。
・今ってキャンプは流行ってるの?
・ブームってどんなことが理由で始まったり終わったりするの?
ということが気になる方、ご覧ください!
多くの人が、きっと一度はあこがれるキャンプ。
最近はいたるところにキャンプ用品が販売していて、見るたびテンションが上がりますよね。
「たまには、子供たちを自然の中で遊ばせたい」とか、
「普段の忙しい日常から少し距離をおいて、非日常を味わいたい」など、
いろいろな思いで、キャンプを始める人も多いようです。
一方、
- テントがあるとはいえ、一晩中屋外ってのはちょっと・・・
- 虫が苦手なんです・・・
- 準備が大変そう・・・
などなどが理由で、なかなか「踏ん切り」が付かない人も多いと思います。
そんな方の一助になりたいことと、
「キャンプ用品っていろいろあるし、何を買えばいいかわからない」
という方の疑問解消になれば、と思い記事を書きたいと思います。
第一次キャンプブームについて
調べてみてわかりましたが、今(2022年)は第二次キャンプブームだそうです。
全然そんな感じがしなかったけど、
調べてみると、キャンプ人口はめっちゃ増えているらしい。
そして、TKが子供のころに第一次キャンプブームというのがあったようです。
第一次キャンプブームは1990年代ということで、
TKは中学→高校→大学時代、さらに4歳上の兄もいたので、
親に連れて行ってもらうことはなかったですね。
親にはスキーとかはよく連れて行ってもらったから、
キャンプ嫌いだったってことは無いと思う。
時代的に少しタイミングが違ったんだろうな。
ではなぜ第一次キャンプブームが訪れたか?
別の記事でもあったとおり、この時代はバブル景気です。
バブルとキャンプがつながるの?とも思いましたが、
ポイントは、
お金があったので、車を買えた。
特にキャンプ用品をたくさん積めるような大きな車を買えるようになった、
ということだと思います。
バブル景気に乗じて、キャンプに行けるような大きな車を買えるようになり、
リッチな用品を引っ提げてキャンプに行く、
というのが、当時のステータスの一つだったのではないでしょうか?
バブル期の、働けば働くほどたくさん給料がもらえるようになり、
休日は、忙しい日常を離れてのんびりする。
いわゆるメリハリは、最高のひとときだったと思います。
しかし、その状況も長くは続かず終焉を迎えます。
理由は簡単です。
「バブルが終わった」ということでしょう。
現代のように優れた商品がたくさん、しかも安い価格から売っている状況ではなかったので、
余裕のある人も少なくなり、キャンプブームはいったん終わったのではないでしょうか。
第二次キャンプブームについて
(キャンプ関連の記事によくあるように)諸説ありますが、
2013年あたりから、第二次キャンプブームが訪れたようです。
でも、なぜこのタイミングで再びキャンプブームが?
少なくとも、第一次キャンプブームを経験した世代が大人になった
というのは理由の一つだと思います。
1990年代に子供だった人が、
2010年代に大人になり、
キャンプに行くようになる。
すごく納得!!
20代後半から30代の世代が
- 家族ができて子供もキャンプにいい年になった
- 生活に多少の余裕が出来てきた
ということなんだと思います。
これは遺伝的なきっかけにはなりますが、
環境面でのあと二つのポイントがあると思ってます。
- アウトドア用品の充実
- 子供が「外で遊ばない」環境への変化
ということだと思います。
この二点について少しだけコメントさせていただきます。
アウトドア用品の充実
まずは、にアウトドアメーカーが積極的に商品を販売するようになったことです。
アウトドアメーカーがブームに乗ったという言い方もできると思います。
今やアウトドアメーカーは多数ありますが、
スノーピーク、コールマン、ロゴスあたりの貢献は非常に高いのではないかと思います。
あとは技術の進化ですね。
テントの素材などの進化もあるとは思いますが、
わかりやすいのは「ランタン」です。
第一次ブームの際には、ランタンといえば、おそらく「ガス」ランタンしか
なかっただろうと思います。(知りませんが・・)
いまでもそうですが、ガスは扱いも大変ですし、
ランタンについても繊細な部分があり慎重な扱いが必要になります。
対して、第二次ブームからはLEDランタンが登場します。
充電して持っていけば、2泊くらいは余裕。しかも割と安い。
雰囲気としてイマイチなのはともかく、
心理的にも、初心者のハードルはかなり下がったと思います。
ハードルが下がったおかげで、
TKも積極的にキャンプにいくようなになった。
子供が「外で遊ばない」環境への変化
まず、”外で遊ばない環境→キャンプブーム”というつながりですが、
普段、子供が外で遊ばないようになったので、
せめてキャンプくらいでアウトドアを味わってほしい
という親心で、キャンプに積極的に行くようになった、ということです。
自分がキャンプするようになったのも
この理由だ。。。
では、なぜ「外で遊ばない環境」になったのか?
まずは、いわずもがな「テレビゲーム」の登場ですよね。
外で遊ぶ<テレビゲーム
になったということ。
要するに、、、
それまで外で遊んでいたのは、家でやることが無かったから仕方なく
という見方ができることになります。
なんだか、
寂しい話だなぁ。。
「外で遊ばない環境」になった理由を、
もう一つ言うなら、「情報化社会」が進んだこと、
だと思います。
TKが子供のころは、
「行ってきまーす」
の一言だけで、近所の山や川に勝手に遊びに行って、
泥だらけになったり、びしょ濡れになったり、
というのが日々のことでした。
しかし、現代は情報化社会が進み、ニュースでも山での遭難、川で水難など
目にすることが多くなるようになったことで、
親が子供に対して、山や川に行くことへの制限をするようになりました。
自分でも、
そんなことを言ってる自負がある・・・
さらには、家周辺の情報も自然にたくさん入るようになり、
山や川以外でも、遊ぶ場所の制限(例えば〇〇さんちに行くのはだめ、とか)
をするようになったのかもしれません。
結局、子供としては公園くらいしか遊ぶ場所がなくなり刺激がなくなったと思います。
そして、日々の刺激がなくなったのではないか?という思いは親にもあり、
せめて「キャンプでの刺激を与えてあげよう」という思いになったのでは?
ということです。
キャンプブームの源は結局・・・
この記事を書きながら思ったことは、
キャンプブームは、
- その時の社会情勢
- 技術の進化
が大きく関与しているんだ、ということです。
特に、「技術の進化」については、
この記事を書きながら気づいた点ですし、
実際キャンプをやっていて思う部分が多々あるので、
その辺をちりばめながら進めていきたいと思います!
ありがとうございました!!
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