この記事は、
どんな観点でキャンプ場を選べばいいのかな?
と思っている方向けです!
ということで、そろそろ本題に入ります。
前置きが長くなった・・・
書き出すと止まらなかった。。。
「キャンプ」と言えばグッズ選びが重要ですが、
それと同じくらいキャンプサイト選びも重要です。
どんなところでキャンプするかは、
そのキャンプの充実度に大きく影響してきます。
キャンプ選びでどんな視点が必要なのかというと、
- フリーサイトか区画サイトか?
- サイトの広さはどれくらいか?
- 車が横付けできるサイトか?
- 川遊びなど子供が遊べる施設があるか?
- お風呂に入ることができるキャンプ場か?
- トイレはきれいか?
という点くらいかなと思います。
では、ひとつづつ確認していきます。
フリーサイトか区画サイトか?
サイトは、テントなどを設営する「土地」になります。
そして、その土地の決め方は大きく2種類あります。
- フリーサイト
- 区画サイト
「フリーサイト」は、
大きな他のキャンパーと共有の広場で、空いている場所であれば、
自分の好きなところにテント等の設営ができるサイトを言います。
ある意味早いもの順的な要素があるので、
- 到着時間を気にしないといけない
- 隣のサイトとの距離感が気になる
などのデメリットはありますが、
- 空いているとき(平日など)であれば自由度が高く広々使える
- 複数家族でキャンプに行くときの配置を楽しめる
というメリットも結構あります。
次に、「区画サイト」は、
その名の通り「この区画があなたのキャンプスペースです」と指定されるサイトです。
その広さは多少気にしないといけない部分があるものの大きなデメリットはなく、
- 到着時間を気にする必要がない
- プライベート空間を確保される
というメリットがあります。
ここまで、読んでいただければわかったと思いますが、
初心者かつひと家族だけでキャンプに行く方には圧倒的に区画サイトをお勧めします。
初めてのキャンプでは、他の準備に手間取ることもあると思うので、
その点でもかなり安心感を持って出かけられると思います。
キャンプ場に向かう途中で買い忘れが発覚し、
予定外でのスーパー・100均に立ち寄りは
キャンプあるあるの一つです。
【参考】ちなみに、フリーサイトもやみくもに予約を受け入れているわけではなく、収容できる家族数やテント数をコントロールしながら予約を受け付けているので、「キャンプ場に着いたけどテント張るところがない!」などということは、まず無いようです。
サイトの広さはどれくらいか?
次にキャンプサイトの広さです。【ここの話は区画サイトとして話をします】
キャンプ場を選ぶ際には”5m×8m”など広さが書いてあります。
お店に展示してあるテントなどを見て、
5m×8mとみると「まあまあ広いな」と感じる方もいるかもしれませんが、
この大きさはかなり狭いほうです。
もしかすると、そのキャンプ場でも狭いことが理由で
まだサイトが空いているだけかもしれません。
キャンプの予約をしようとして、
広さの問題で諦めたことも結構ある・・
ポイントは「テント」や「タープ」の見た目ではあまり認識できない、固定ロープの存在です。
このロープが、結構外側まで張り出したりします。
というか、外まで張り出すことで安定するという意味で重要な存在です。
「テント」と「タープ」を設営すると想定すると、
固定ロープを考えると、それぞれ最低5m×5mくらいは欲しいところです。
(もちろん、どんなテントやタープかによりますが・・・)
ということで、サイト選びの際の広さの観点は
- 思っているより広いスペースが必要
- 10m×10mあれば安心、最低8m×10m欲しい
という感覚がよいかと思います。
車が横付けできるサイトか?
キャンプに行く方のほとんどは車で出かけて、
その車には大量の荷物を積んでいる、という状況かと思います。
とすると、テント等を設営する場所の横に車を横付けしたいですよね。
車を横付けできないサイトになった場合、
- 車からの荷物を階段などを使って手持ちで運ばないといけない
- 台車が必要になる(買わないといけない&荷物が増える)
など、特に初心者にはつらい状況になります。
サイトによっては、
荷物を運ぶ時だけはサイトに横付けOKなどという場合もあるので、
このあたりもしっかり確認しておいた方がいいと思います。
また、車を横付けできるかどうか、という点は、
荷物運び以外にも、
横のサイトとのプライバシーを保つ壁にもなる
という点もイメージしておいた方がいいと思います。
川遊びなど子供が遊べる施設があるか?
キャンプは「子供に楽しんでほしい」という目線で
始めようとしている人が多いかと思います。
そして、子供が楽しめる一番の遊びは、やはり「川遊び」だと思います。
遊具(アスレチックやトランポリンなど)が設置してある
キャンプ場もたくさんありますが、
やはり、基本的に暑い季節に行くキャンプなので、
汗をかく一方になってしまう遊びよりも、
水で体温を冷ませる川遊びは子供には最適だと思います。
なので、キャンプ選びの際は川遊びができるかどうか?
についても、キャンプ場選びの際はポイントの一つと考えてください。
あと、少し違った目線でコメントすると、
川沿いのキャンプ場は水の流れが近くにあるからなのか、
結構、涼しい気がします。
統計は全く取れてませんが、理論的には合っているのかな??
川が流れる音を聞きながら、
焚火などをするというのも、
いい雰囲気になりますよ。
【参考】真夏に川遊びをしようとしても、川の水が冷たすぎて長い時間遊べない場所もあります。(関西では洞川(どろかわ)など)口コミなどをしっかり調べるに越したことはないです。
お風呂に入ることができるキャンプ場か?
これは、そのままの意味です。
どちらかというと、大人向けの要望かもしれません。
- キャンプ場に、入浴(もしくはシャワー)施設が付いている
- キャンプ場の近くに、入浴施設がある
というあたりが、確認ポイントになります。
車で移動しないといけない場合は、
運転者(アルコールを飲まない人)の確保も忘れずに。
キャンプでお風呂に入ることについて、
ここからは、あくまで個人的な意見になりますが、
- 夜にお風呂に入り、そこから屋外を楽しもうとすると冷えてしまう
- せっかく綺麗にしても、翌日の撤収作業で汗ダラダラになる
ということを考えると、思い切って夜はお風呂に入らない、
あるいは、シャワーで軽く汗を流す、という程度にしておき、
翌日撤収作業が終わった後に、
地元や帰り道にある大きな温泉や銭湯に行く、
という方がすっきり・さっぱりするのではないかと思います。
(まあ、もちろん両方行ければいいんですが・・)
繰り返しますが、
「個人的な意見」です!
トイレはきれいか?
これも、そのままですね。
「汚くても、あればいい」という方は考慮不要です。
ただ、上記の1~5については、
基本的にキャンプ場のサイトを調べれば書いてあります。
それに対して「トイレはきれいか?」については、
あたりまえのように「きれいです」と書かれているだけなので、
出来るだけ最近、そのキャンプ場に行った人のブログなどを見て
本当にトイレがきれいなのかをチェックした方がいいと思います。
気にした方がいいのは「夜」の「虫」です。
虫は光に集まる習性があり、キャンプをしていても
ランタン等に集まってきます。
夜中になり、ほとんどのサイトが消灯しても、
トイレだけは明かりをつけたまま、というキャンプ場も多く、
(それが悪いと言っているわけではありません)
日によっては虫がたくさん集まる場合もあります。
とあるキャンプ場は、
トイレの電気が人感センサーになっていた。
おそらくそのおかげで、見事に虫は少なかった。
経営側もいろいろ考えてるんだな、と感じた。
そんなリアルな情報を、事前に確認した方がいいですよ、ということです。
ブログでの情報収集は、
トイレに限らずしておくべきですね。
要するに??
さて、いろいろ書いてきましたが、要約します
キャンプ初心者がキャンプ場を選ぶ際は
- 8m×10m以上で車両の横付け可能な区画サイトを選ぶ
- 川遊び・お風呂・トイレなどの情報はしっかり調べておく
ということを基本とし、
空き状況や料金に応じて検討を進めてはいかがでしょうか?
今回は以上です。ありがとうございました。
次はいよいよ、「キャンプグッズ」についてです。
初めてのキャンプでの、グッズ買い出しは一番テンションが上がるやつですね。
【参考】この記事では、焦点を絞って記事を書きましたが、このほかにも「焚火ができるのか?」「電源付きサイトか?」など多くの視点がありますので、キャンプを経験していきながら、検討候補の中に入れていってください。
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