2022年6月、子供(小3)と一緒に万博記念公園に行ってきました。
久々(5年ぶりくらい)に行きましたが、子供も思っていた以上に楽しめたようです。
自然がたくさんある古い公園といういうイメージでしたが、ここ数年は毎年のように新しい施設ができており、以前とは違った楽しみ方ができる、ということがわかりました。
その内容と、おすすめポイントを紹介していきたいと思います。
万博記念公園について
まずはこの公園についておさらいです。
1970年に開催された大阪万博(正式には「日本万国博覧会」というようです)の跡地利用として作られた人工公園です。
しかしながら、今は人工公園とは思えないほど、自然のあふれる公園となっています。
交通手段としては、車かモノレールになります。どちらも便利さはそんなに変わりません。
ただし、車で行く場合はどの駐車場に停めるべきか、しっかり調べた方がいいと思います。
【入園料】 大人210円 子供80円
【開園時間】 9時30分~17時
【休園日】 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日、等)
今回のお出かけで、遊んだ場所は園内の東側(入って右側)です。
太陽の塔
入園すると目の前に、太陽の塔がお出迎えです。
入園する前からも見えてはいるものの、入園して目の前の距離で見ると迫力が違います。
写真撮影用の台(スマホ対応)もあり、とりあえず写真をとります。
おもしろ自転車広場
【料金】30分500円
太陽の塔を左手に見ながら、東側に進んでいくと「おもしろ自転車広場」という看板が出てきます。
二人で協力してこぐ自転車や、横向きになってこぐ自転車など様々な自転車で遊べます。
混雑具合にもよりますが、30分あればほぼすべての自転車を制覇できますし、特に大人は足がクタクタになります。。。
巨大立体アスレチック迷路
【料金】知力コース・体力コース 各500円
自転車広場のすぐ横に立体アスレチック迷路があります。すごく目立つのですぐにわかります。
よくある立体迷路ですが、「知力コース」と「体力コース」の2種類があり、今回は「知力コース」に挑戦しました。
立体迷路内の何か所かにおいてあるスタンプを探し、すべて揃ったらゴール、というルールです。
上へ下へ何往復もしてようやく、すべてのスタンプを探し出し、ゴール!
今回遊ばなかった体力コースは、迷路の要素はなアスレチックのようで、コースを少し見ましたが、何となく小3には物足りないような気がしました。
遊具(やったねの木)
【料金】無料
巨大立体迷路のすぐ横にある遊具です。
やったねの木と呼ばれていますが、「木」感は感じられません。。。
階段・スロープや長い滑り台など小さな子供でも遊ぶことができます。
うちの子供も少し遊びましたが、この手の遊具は小3には物足りないようで、すぐに飽きてしまいました。
芝生広場
【料金】無料
万博には、芝生の広場がたくさんあります。
芝生の上でそんなにくつろぐつもりはなくても、レジャーシートかワンタッチテントを持っていくことをおすすめします。
自転車や立体迷路含め、遊んだり移動したりする際の拠点として活躍します。
また、バドミントンやサッカー等の準備をしておけば、広い芝生の上で楽しむこともできます。
今回は手ぶらで行き、芝生広場を楽しめなかったので、
少し後悔しています。
もちろん、お弁当を持って行って、ピクニック気分を味わうのもいいプランだと思います。
EXPO’70パビリオン
【料金】高校生以上210円 中学生以下 無料
万博当時の出展施設(鉄鋼館)を利用して、「EXPO’70パビリオン」という記念館として2010年3月にオープンされたものです。
外観は古いけど、
中は改装されてとてもきれいです。
博覧会の計画から閉会までのいろいろな資料が詰まった施設です。
と書くと、あまり面白そうな感じはしないかもしれませんが、当時の写真や映像が盛りだくさんで、万博に行っていない(というか産まれてもいない)私や子供でも、映像に見入ってしまいました。
建物内の独特な雰囲気も含めて、
タイムスリップしたような感じもした。
万博に行ったという方は、是非行ってほしいですね。当時の思い出がよみがえってくると思います。
あと、この施設の目玉はペーパークラフトで作った当時の会場の模型とのこと。
確かに一つ一つが精巧に手作りで作られていて、今の様子と比べながら見ていると楽しくなってきます。
この施設の受付の人も、
空いた時間でペーパークラフト作ってたようです。。
補修でもしていたのでしょうか?
この施設の裏技的な活用方法として思ったは、真夏の「暑さしのぎ」です。
高校生以上はお金がかかりますが、チケットがあれば何度も出入りできるようなので、暑さをしのぎながら、タイムスリップするのも一つの楽しみ方だと思います。
太陽の塔 内部公開
【料金】大人700円 子供300円
公園内でいろいろ楽しんだので帰ろうかと思ったのですが、太陽の塔の後ろになにやら入り口が。。。
近づいてみると、太陽の塔の内部公開入り口のようでした。
「当日受付可」とあるので、基本的に予約が必要なことはわかりましたが、イチかバチか受付へ。。。
すると、その時間に空き枠があるということで、すんなり内部に入ることができました!
行ったのが平日でラッキーだったのか、
そもそもそんなに混んでないのかはわからない。
どちらにせよ、予約をして行くのが確実です。
そして、中に入るとすごい迫力が待っていました。
中には「生命の樹」と呼ばれる人類の進化(アメーバ~人類)が表現された像作物があります。
たくさん写真を撮影したかったのですが、残念ながら一番下のフロアからしか写真を撮ってはいけない!とのことで、床に寝ころびながらがんばって写真を撮りました。
塔内部は基本的に階段で登っていくことになっており、ところどころに解説がありますが、子供はそんなものにはおかまいなく、どんどん上に突き進みます。
これまで遊んだことも含め、疲労はピークです。
階段を上まで登りきると、ちょうど腕(?)の付け根部分になります。
階段を登り切ったときは、
顔の部分に近いところまで来ている気分になってたのに、
結構ショックでした。
この日は、ここで時間切れになり帰宅しました。
記事を書きながら調べていくと、他にもいろいろな楽しみがあることがわかりましたので、紹介します。
その他のおすすめ
万博ビースト
【料金】大人3500円 子供3000円
2020年にできた「万博ビースト」というアスレチック施設です。
少し値段が高い気もしますが、大人も十分楽しめそうですね。(次の日筋肉痛確定)
125cm以上ということで、うちの子供はまだ楽しめませんが、いつか行ってみたいと思います。
自然文化園や花の丘(植物観察や写真撮影)
【料金】無料
女の子向けかもしれません。花は季節ごとに変わるので見ごろな花はこちらで確認してみるといいと思います。
森のトレイン
【料金】350円(1000円で一日乗り放題)
「森のトレイン」はサイト上での紹介は風景を楽しみながらエリア内をめぐるとなっていますが、広い公園内での移動手段としても活躍します。
周遊ルートはこちらで確認してみてください
遊具(わくわく池の冒険ひろば)
【料金】無料
西側の芝生広場にある「わくわく池の冒険ひろば」は全体的に柔らかい素材でできていて、どちらかというと小さい子供向けのようです。
周りの芝生にレジャーシートを敷いて遊ばせる感じですかね。
b-base(バーベキュー場)
【料金】大人800円~、子供550円~
以前から、バーベキュー場があったのは知っていましたが、「b-base」という名前で2019年3月にリニューアルされたようです。
コロナで一時期は閉鎖されていましたが、今は利用可能になっています。
泊まることはできませんが、いわゆるグランピング的な設備も用意されています。
2時間30分単位での予約となり少し中途半端な感じもしますが、周りの芝生や遊具で遊びながらの利用と位置づければ、楽しめると思います。
サイトを見ていると、Area-BとArea-Cにとても魅力を感じてしまいますが、食材・ドリンク持ち込み不可なので、かなりの出費の覚悟が必要となりそうです。
おまけ
最後に、万博記念公園内ではないですが、おすすめスポットを紹介します。
万博食堂
エキスポシティにある、「万博食堂」というレストランのコンセプト(?)は、「日本万博の想いでを三世代(親・子・孫)で語り合えるお店」だそうです。
それはさすがに厳しい気もしますが、お店の作りやメニューには懐かしさを感じます。
エンターテイメント性のあるレストランにしては、
値段も比較的やすい気がする。
源気温泉 おゆば
「おゆば」は万博記念公園の外周道路にある温浴施設ですが、公園施設の一部と思って侮ってはいけません。
有馬温泉の金泉を彷彿とさせる温泉で、汗を流すだけではなくとても気持ちがいいです。
下記の記事でも紹介しているので、周辺銭湯も含めて参考にしてください。
最初にも書きましたが、ここ数年間で太陽の塔の内部公開が始まったり、いろいろな新しい施設ができました。
何か理由があるのかな?と思い調べると、すぐに明確な理由がわかりました。
2014年に万博記念公園が国から大阪府に承継されていたのです。
しかも、それは「事業仕分け」によって決まったこととのこと。
この話を始めるとまた長くなりそうなので、
気が向けば違う記事で書きたいと思います。
万博記念公園に関ついての紹介は以上となります。
北摂周辺の他のおすすめの公園については、下記の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください!
ありがとうございました!
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