子供が成長してくると春から秋にかけてのシーズンの旅行の計画として「キャンプ」を候補の一つにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、キャンプ初心者の家族にとっては、屋外で寝泊まりするときに
・暑くて寝苦しかったりしないの?
と不安になるのは当然のことだし、意識すべきことです。
真夏を中心として暑い日のキャンプは、ちゃんとキャンプ場を選ばないと、暑さで苦しむ可能性もあります。
今回は、「夏休みにキャンプに行きたい」という方向けに、
・暑い時期のキャンプ場の選び方
・北摂発で行けるキャンプ場
について紹介したいと思います。
このサイトは、「北摂在住30年」「15年以上北摂で子育てをしてきた経験」をベースに、最新情報を加えて発信しています。
「北摂在住で子育てをしている方」には、損する情報は無いはずです!(たぶん)
夏休みのキャンプ場の選び方
暑い時期に行くキャンプ場を選ぶ時に意識するべきポイントが二つあります。
標高が高い場所にある
標高が高いというのは、単純な話で気温が低い、ということです。

登山している人が、
厚着してることが多いのと一緒ですね。
1000m以上の標高があれば、夏場の夜でも涼しく過ごすことができます。
もっとわかりやすい選び方としては、「冬場はスキー場になっているキャンプ場」となります。
ある程度流れのある川が近くにある
水は空気よりも温度が低いので、その流れによって周辺の空気の温度を下げる効果があります。
池や湖とちがい、川だとどんどん低い温度の水が上流から流れてくるので周囲の気温もどんどん下げていくということです。
川遊びしやすいこととは反する面もありますが、川の流れも涼しく過ごすために重要なポイントになります。
キャンプサイト選びについては、「涼しさ以外」に関しても下記記事で紹介してますので、合わせて参照してください。

標高が高くて涼しいキャンプ場
ここでは、標高が高いことから、夏休みでも涼しく過ごすことができるキャンプ場を紹介したいと思います。
若杉高原おおやキャンプ場

冬はスキー場となっているキャンプ場です。
標高が高いことから、夏でも涼しいキャンプ場のひとつです。
標高
約700m
おすすめポイント
子供向けのアクティビティが多いのはおすすめポイントの一つです。
キャンプ以外でも簡単に遊べることがとても多いです。

夜にリフトにのる経験なんて、
子供のテンションも上がります!
数年前に行ったときは、ウォーターマウンテンなんて施設はなかったです。
お金はかかりますが、特に真夏のキャンプだと水遊びできるのはうれしいですね。
あと、敷地内に大浴場があるのもおすすめポイントの一つです。
注意ポイント
スキー場をそのままキャンプ場にすると、どうしてもそうなってしまうのですが、キャンプのメインとなるフリーサイトに傾斜があります。
なるべく平らなところを選んでも、朝起きると荷物も人も傾斜の下に重なってたり。。。
平らな区画サイトもありますが、少し高くなったり予約が取れなかったりします。
平らな区画サイトなどが予約できるのであれば、
少しお金を出してでもそちらを選んだ方がいいかもしれません。
アクセス
公式サイト

ハチ高原 THE PARK

グランピング施設が併設されたキャンプ場です。
冬はスキー場となるハチ高原にはありますが、この施設はスキー場を解放したのではなく、キャンプ場専用施設を作ってあるので、サイトはすべて平らです。
標高
約850m
おすすめポイント
1000mに迫る標高なので、涼しさは間違いないです。というか、真夏でも夜は寒い日もあるかもしれません。。。
また、2021年6月にできたばかりということで、すべての施設がかなりきれいです。
さらに、アスレチックやバギーなど、普通のキャンプ場にはないアクティビティもあるので、キャンプ以外での楽しさも味わえます。
グランピングも比較的安い料金(食事代込みで1万円以下)で楽しめます。
注意ポイント
標高が高い、ということとのバーターにはなりますが、兵庫県の北西の端っこにあるので、例えば北摂から行くとなるとかなり遠いです。
交通網が発達した今でも、3時間ほどかかります。
アクセス
公式サイト

神鍋高原キャンプ場

割と以前からあるスキー場を活用したキャンプ場です。
スキー場をベースにした他のキャンプ場と比べて、標高がそこまで高くないので涼しさは負けますが、北部の山というだけあって十分涼しいです。
標高
約400m
おすすめポイント
大平原を活用したアクティビティがたくさんあります。

関西ではなかなか経験できない熱気球体験もできます。
注意ポイント
是非注意していただきたいポイントは、キャンプサイト(テントを立てる場所)に車の乗り入れができないという点です。
乗り入れNGの経験がある方はわかると思いますが、車を駐車場等において、そこからキャリーに荷物を載せて自分のサイトまで運ぶ、というのを数往復する必要があります。
・キャリーをもっていかないといけない
・準備と片付けで余計な体力をつかってしまう
というデメリットがあります。
【参考】 4月から新しいキャンプエリアができるということで、 いよいよ車の乗り入れもOKになるのかと思いきや、新しいエリアも乗り入れNGとのことでした。。。
【2022年9月追記】
“OUTDOOR AREA”がオープンしています。

ただ、少しエリアが広がった程度の感想しかなく、今のところ期待外れ感があります。

行ってみないとわからない部分もある、かも。
アクセス
公式サイト

川の流れにより涼しいキャンプ場
つり橋の里キャンプ場

日本一長い吊り橋で有名な「谷瀬の吊り橋」のほぼ真下にあるキャンプ場です。

上からもの落とすとマジで当たるくらいの場所にあります!
おすすめポイント
このキャンプ場は十津川と周りの山々に囲まれていて、自然の川で遊び放題です。
川は比較的深い場所もありますが、浮き輪等で流れに乗っていると自然と浅瀬にたどり着くので、危険度はかなり低いです。

とはいえ、浮き輪かライフジャケットは必須アイテムです!
また、2020年くらいに新しいトイレができました(それまではなんとボットンのみ・・)ので、トイレに不安な方も安心です。
注意ポイント
サイトは予約なしのフリーサイトなので、場所が確保されているわけではありません。
広いキャンプ場なので、行ったのに泊まれない、なんてことはありえないですが、良い場所(いい感じに木々に囲まれている・川が近い等)の確保のためには、早めに行った方がいいですね。
アクセス
公式サイト
【参考】 近隣というか川を挟んだ反対側に、谷瀬の吊り橋オートキャンプ場もありますので、併せてご検討ください。 ※今回は、私が行った経験のあるキャンプ場ということで「吊り橋の里キャンプ場」を紹介させていただきました!
みのずみオートキャンプ場
おすすめポイント
天川村のど真ん中で涼しいのはもちろん、他のサイトと区画が段差で分かれているので、他のキャンプ場と比べて、サイトのプライベート感が高いのは特徴の一つです。
また、地面が砂利なので、テントの設営もしやすいです。(好みもありますが・・)
注意ポイント
キャンプ場は川遊びもできますが、川にいくまでには道路を渡り高低差・段差があるので小さなこどもは注意が必要です。
あと、川の水が冷たすぎて、特に大人は長い時間入ることができません。(これは天川共通です・・)
アクセス
公式サイト
オートキャンプとちお
おすすめポイント
天川沿いにある、個人経営的な比較的小さなキャンプ場です。
下に川が流れていて一晩中流れの音が心地良く聞こえてきます。
オートキャンプももちろんいいですが、比較的安いコテージを狙うのもいいと思います。
注意ポイント
オートキャンプのサイトが少し小さいので、大型のテントを持ち込む際は注意が必要です。
サイズはよく確認した方がいいです。
あと、川の水が冷たすぎて、特に大人は長い時間入ることができません。
アクセス
公式サイト
みよしのオートキャンプ場

大阪から見ると、天川村の手前の黒滝村にあるキャンプ場です。
おすすめポイント
天川村とほぼ変わらずの自然豊かさがあります。
キャンプサイトとほぼ段差のない川、緩やかな流れの川で思う存分遊ぶことができます。

小さい子供には天川村のキャンプ場よりもおすすめします。
また、都心から離れているように見えて、北摂からも2時間程度で到着できるとうのはありがたいです。
注意ポイント
大きな注意点は無いのですが、、、
強いて言うとすると、古いキャンプ場なのでトイレなどの施設も少し古いかな、というのはあります。
ただ、キャンプ場全体きれいに掃除されているので問題ないと思いますよ!
アクセス
公式サイト

OKオートキャンプ場

おすすめポイント
川の形状に囲まれたキャンプ場で、川遊びに適したキャンプ場です。川は浅くて緩やかなので、小さな子供でも安全です。
また、北摂からでも1時間30分程度でアクセスできるのは魅力の一つですね。
注意ポイント
川が流れていて涼しいという前提はあるものの、日影のサイトがあまりないので、よっぽど暑い日は寝苦しくなる可能性もあります。
特に夜の暑さ対策はしておいた方がいいとおもいます。
アクセス
公式サイト

今回は暑い日でも涼しいキャンプ場について紹介しました。
(繰り返しになってしまいますが・・)ここで紹介したキャンプ場以外でも、
・標高が高い場所にある
・キャンプ場内に川が流れている
という条件があるキャンプ場であれば、涼しく過ごせると思いますので、口コミなどしっかり調べてお楽しみください。

ありがとうございました!!
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